デイサービスの仕事は、出勤後、利用者さんのお迎えをするところから始まります。施設によっては看護師が車両を使って送迎を行うこともあります。もし送迎を担当しない場合は9時くらいの出勤で間に合うケースも多く、朝も余裕を持って出勤できます。
利用者さんをお迎えしたら、早速看護師としての仕事が始まります。体温・血圧・脈拍の測定は毎日行う大切な業務で、利用者さんそれぞれの情報を記録していきます。このバイタルチェックで利用者さんのその日の体調を把握し、入浴や運動に問題が無いかを判断するのも看護師の大切な仕事です。
バイタルチェックをした後、利用者さんは入浴を行います。その時、看護師は介護士が行う入浴介助のサポートを行うことになります。入浴後は、必要に応じて褥瘡や塗り薬の処置をしたり、湿布を貼ったりすることもあります。
入浴後はレクリエーションや機能訓練が実施され、この時間も看護師は介護士と共にサポートを行います。利用者さんと一緒になって身体を動かすような場面も多くあるでしょう。そしてレクリエーション後は昼食の時間です。配膳と食事介助はもちろん、服薬をする利用者さんがいれば薬の用意をしておきます。
基本的にデイサービスでは、昼食後の午後の時間は自由時間として利用者さんがのんびり過ごす場合が多くなります。この時間を利用して看護師は業務記録を作成することになります。健康状態・排泄回数・食事の量などを記録していきます。施設によっては、午後におやつの時間を設けたりするケースもあるため、その際は空いた時間を見つけて業務記録を済ませる必要があります。
そして定刻になったら、利用者さんのお見送りもしくは送迎をして、施設内を片付けることになります。片付けた後は、翌日の準備をしてすべての業務が終了となります。一般的なデイサービスの仕事の仕事の流れをまとめてみましたが、実際は施設によって内容は異なってきます。自分がどんな業務を重点的に担当したいかを考えた上で、希望に沿った職場を選びましょう。